SHIINBLOG

casochi’s blog

北海道オホーツク地方の滝上町を拠点に活動する姉妹おシゴトユニットCasochiが運営する気まぐれかつ主観的なブログです。

ハンドメイドなイベントは「みんなができることし合う社会」が実感できる機会だな~と実感。

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 この土日(2017年9月16日~17日)で行われました

“CHOCOTTO MARCHE”、無事に終わりました~^^

 

 

 この場所でやってみたかった念願の「マルシェ的なこと」「お店やさん」、

Casochiとして初めて準備をして、お品物を作って集めて、

こうしたイベントに出店、参加できたこととても嬉しく思ってます^^

 

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今回は「CasoShop」 として出店。

 

 

販売したものは大きく2つ。

Casochiプロデュースのブランド(…ふふふ)

「BASAN」&「SANSON」です。

 

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Casochiさんの目的は

「“カソチッテイイヨネ”な感じにしていくこと」なんですが、

それを叶えるための要素としまして、

「ここにあるヒト、モノの活用。有効利用。再発掘。価値づくり。」なんてのもあると思ってて。

 

 

我々カソチの祖母は昔から「編み物」とか「洋裁」とかができるんです。

で、麻紐を使ったバッグがかわいいな~ってことになって、

よくよく探してみると麻素材、ここ最近結構人気がある。ファッション性もあるし。

ということで祖母にも麻紐を渡して、いくつかバッグやポーチを編んでもらうことにしたのです。

 

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どれもおばあちゃんのお手製です。

というわけで、ブランド名を「BASAN」と名付けました。

かわいいでしょう~!

 

 

(ちなみにBASANの職人おばあちゃんはたくさんいてもいいと思っていて~。

そのためには職人おばあちゃんにやりがいと楽しみを提案しなきゃいけないのでそれは研究中&実践中&模索中。)

 

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“CHOCOTTO MARCHE” でも数点購入して頂けました^^

この後はネットショップで販売できるようただいま準備中です~。

 

 

商品写真はどれも「カソチ」っぽいところで撮影していますが、

シティーにもグリーンにも似合わせやすいのが目標です!

 

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初期費用・月額利用料0円からはじめるネットショップ。専門知識不要  

 

さてさてこの「BASAN」 のバッグシリーズのほか、

“お豆”を使ったアクセサリーを作ることに。

 

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使っているお豆は、我々カソチの実家(兼お取引先…笑)「井上牧場」のお隣にあります、

百笑たきのうえ”さんで作っているいんげん豆です。

 

百笑たきのうえさんは、昔からよく知っている“近所のおじさん”で、

無農薬・無肥料で野菜づくりをしている農家さんです。

つまりは「自然栽培」、「自然農法」という方法で野菜を育てています。

 

自然農法は、広い畑で効率よくたくさんの野菜を作る方法ではないので、

大きく育つものが少なかったり、収穫量も少なかったりします。

だけどその代わり、大地の力、自然の力、種子・野菜そのものの力で実った、安心な作物です。

 

百笑たきのうえさんは、この方法でさまざまな種類のいんげん豆を作っていて、

前々から、さまざまないんげん豆をミックスした小袋を販売していました。

 

はい、そして今年、そのミックスしたお豆のパッケージをCasochiのダイヒョー兼デザイン係あみちゃんが作りました。

かわいいでしょう~!

 

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で、ダイヒョーはこの「OMAME IROIRO」のパッケージを制作するためにお豆と向き合っている内に、

どんどんお豆がかわいく見えてきたそうで。

 

 

(↓こちらは煮豆・茹で豆試作のために水でふやかしているときの写真。いろんなお豆、かわいい)

 

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昨年収穫したいんげん豆の一部をアクセサリーに使わせて頂くことにしました~。

  

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↑これがとら豆。

↓これはなんだっけ…すみません笑

 

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新鮮野菜の定期宅配(入会金無料・年会費無料)

 

 

一見新しい感じのするお豆のアクセサリーですが、

最初にみかけたのはいただきますカンパニーさんにおじゃましたときに井田芙美子社長の耳元でした~^^

 

そしてCasochiが作ったこのお豆のピアス&イヤリングシリーズは、

「SANSON」と命名。

Casochiのロゴカラーで台紙も制作。

 

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「SANSON」は“農山村”から。ふふふ。

“NOSON”はどうかと提案したところ、

「某コンビニ店のようだ」と却下されまして、

“山村”のほうをブランド名(…ふふふ)に使うことにしました。

もちろん“農”も大切な要素なので、意味は“農山村”ってことでお願いしたいです。

 

 

それから、これまたダイヒョー制作の木製ブローチも並べました~。

ダイヒョーあみちゃんらしいタッチの絵柄です。

 

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それからワークショップも用意。

当日予定外にダイヒョーが不在の時間が長く、なかなか上手にワークを教えてあげられないシーンもあり恐縮だったのですが…(すみません…!)

「白樺の皮とお豆のストラップづくり」体験です。

 

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完成品はコレ。

お豆に穴を開けて金具をつけたり、

白樺の皮をキューブ状にしてパーツにしてもらいます。

 

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気温の関係でボンドを乾かすのに時間がかかったり、

白樺の皮をキューブにするのがなかなか難しくてお子さま向けには難しい内容になってしまったのが反省ですが、、

 

 

たくさんの方に体験頂け、地元素材でかわいいものができることをアピールできたのもよかったと満足しております~。 

 

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CHOCOTTO MARCHEではもちろん我々のショップのほかにも、

ハンドマッサージやネイルのお店(「nnm。」さん)。

ファンシーで女子らしいスペースとアクセサリ~。

 

 

夜光貝やたかせ貝を使ったアクセサリーのお店(「タイコ屋 ダイダイ」さん)。

お店の名前はタイコ屋さんなので、タイコも作っているそう^^

(あ~このオンリーワンのたかせ貝ブレスレットほんとにかわいかった~)

 

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消しゴムはんことアクセサリーのお店(「ton-to-ton」さん)。

普段から道の駅にてお品物を販売していたり、

町内イベントでも消しゴムはんこづくりのスペースを提供したりと活動されてます~。

 

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「カソチ」でお名前掘ってもらいました。

かわいい~上手い~

 

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いつも道の駅で陶器などを販売されている「ATELIER M's」さんもショップを出してくれていました~!

キレイな押し花を使った食器や器の販売と、

押し花を使ったしおりづくり体験。

小分けして収納されていたさまざまな押し花がすごく可愛かったのに~

ついつい写真を撮り忘れるという失態…。

 

f:id:casochi:20170919123101j:plain道の駅さんfacebookページから拝借

 

 

 

16日(土)限定で、草木染め体験のブースも登場してました。

こちら草木染めサークル「インディゴの風」さんが出店。

その場で好きな「藍の葉」を選んでちぎって、

コースターの布に石でガンガン叩きつけて染める、というもの。

こんなに色がでてスゴイ~!

 

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minne等でハンドメイドアクセサリーを販売している「*cocoharu*」さんも参加してくださりました~^^

さすがハンドメイド歴が長く、各地でイベントに参加されることもあるそうで華やかなスペース。

同じブースで、「PLEIADES(ぷれあです)」さんの手作りのスタイとハンカチも販売していました~。

17日の閉店間際に、急いで気になるハンカチとイヤリングを入手。

 

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さまざまな技、モノをもった町民たちが集まったCHOCOTTO MARCHE、

とっても良い時間だったと思います^^

 

 

 

ここ滝上町のような人口減少の地域では、

商売が難しいってことが常識のように思われていますが、

今は実はそうでもないだろうと思ってます。

 

 

大量に作られて安く流通している同じようなものより、

本当に信頼できてワクワクできて愛着をもてる大好きなものが求められてきているのと。

インターネット、流通と交通のシステムで、“場所”があんまり関係なくなってきてるから。 

 

 

トレンドなのかこのあとのスタンダードなのかわからないけれども、

長く使えるベーシックでシンプルなモノやデザイン、

自然の素材や自然のある空間が「カッコイイ」「オシャレ」になっているので、

むしろ自然豊かな地方にある素材、地方で作られたモノ、地方にある空間の価値が高まっているはずです。

 

 

もちろんそもそも住んでいる人は少ないから、

週6日、そのモノ、その技だけで生活費を作り出すのは難しいかもしれないけれど、

週1~2日でも、月1回のイベントでも。

ネットショップの活用でも。

いくつかの商品や技術や職業との組み合わせでも。

好きなモノを作ったり、

好きなコトをすることが、

生活につながる可能性が充分にあるだろうな~と。

 

 

社会ってホントは、

「みんながそれぞれできることをして支えあって生きていく仕組み」のことだと思うんです~。

それなのにいつのまにやら、

「仕事をする。」

「お金をもらう。」

「必要なもの、ほしいものを買う。」

それだけになってしまっていて、

「お金がなければ何もできない」

「お金を得るために労働する」って感覚が普通になってしまってたかもしれない。

 

 

でも本当は「お金」は、

自分が他の誰かのためにしたことを形に、数字に代えただけのこと。

お金は便利だけど、お金そのものに価値があるわけじゃない。

「自分が何かをしたから、何かを作ったから、

他の誰かから何かをもらったり、何かをしてもらえたりする」はずです。

 

 

きっとこの後の世の中は、

そんな感覚を思い出せるような環境になっていくと思うし、

そうなるよう自分も動いていかなくちゃな~とも思うわけです。

 

 

小さな地域は「みんなで生きていく」を実践しやすい地域。

こういったイベントをしたり、こーんな場所があることで、

「みんなで生きていく」が浸透していったらいいな~。

 

 

あれっ。

なんかよくわからない流れの文章になっていたらスミマセン…。

私の考え事をまとめていこうとする場にしてしまいました…!

(3日後くらいに全然違うこと言いだすかも…ふふふ笑)

 

 

各々が「できること」「やりたいこと」をして

皆で楽しく生きていく世の中になってくれたらいいな~。

我々もできることを増やして磨いてのんびり楽しく暮らすぞ~

 

 

というわけで、

CHOCOTTO MARCHEを開催、参加頂いたみなさま感謝です^^

引き続き楽しく暮らしていきましょ~♪

 

 

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